ドクター・衛生士のお悩みQ&A TOOTH PROBLEMS Q&A

歯と身体の健康

歯周病と骨粗しょう症の関係

骨粗しょう症とは、骨の量(骨量)や強度が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。骨粗しょう症により骨がもろくなると、くしゃみや軽い転倒でも骨折してしまうことがあります。

そして、骨粗しょう症は歯の健康にも大きく影響を及ぼします。
骨粗しょう症の方は、そうでない方と比べると、歯を支えている骨の減少が早く、歯周病の進行も早くなり重症化しやすい傾向にあります。
また、歯を失うことにより、食べ物を噛む力が弱まり、食事のバランスも悪くなる傾向にあるため、身体全体の骨密度が低下するという悪循環が起こりやすくなるのです。

つまり、骨粗しょう症が歯周病を進行させ、歯周病の影響で十分な栄養が摂取できず骨粗しょう症を悪化させるというように相互に関連しているのです。

※骨粗しょう症のお薬を飲まれている方は、必ず歯科受診時にお伝えください。
抜歯などの外科処置で顎骨壊死や炎症がひどくなる場合があります。


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