ドクター・衛生士のお悩みQ&A TOOTH PROBLEMS Q&A

身体の健康

歯周病が認知症の原因になると聞きましたが、本当ですか?

歯周病が認知症につながると言われています。
  
歯の根の周りにある「歯根膜」 噛むたびに沈み込み、その圧力で血管が圧縮され、ポンプのように血液が脳に送り込まれます。その量は、3.5㎖。この量は、お弁当についている魚の形の醤油入れと同じです。 ひと噛みでこの量ですから、よく噛めれば噛む
ほど、脳にそれだけ多くの血液が送り込まれ、脳が活性化されて元気になるのです! ところが・・・歯周病や虫歯によって歯を失うと、歯根膜にかかる圧力が減少し、脳に送り込まれる血液が減少します。 それに伴い、脳への刺激が減少し、脳機能が低下します。 脳機能の低下が、認知症へと繋がっていきます。

お口の健康と認知機能の関係性

認知症や認知機能の低下には様々な因子が関係していると言われています。なかでも最近、注目されているのが、歯や口の機能との関係です。 認知機能の低下の原因として・・・  ①歯周病による歯の減少・喪失  ②歯周病による糖尿病の悪化  ③歯周病菌の脳内感染  ④歯周病で酸化ストレスが増す 歯周病を予防することが認知症の発症の予防や、進行を遅らせるカギとなります。

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