ドクター・衛生士のお悩みQ&A TOOTH PROBLEMS Q&A

政府が今年6月に決定する指針で、「国民皆歯科健診」の導入が検討されています。
年齢を問わず1年に1回の歯科健診の受信を義務付けることで歯の健康を守っていくのが目的です。

現在2人に1人が1年以内に歯科健診を受けていない現状があります。40歳以上を対象とした歯周疾患健診の受診率は5％とかなり低い水準です。
政府は、歯科健診を義務化することで歯周病の早期発見を促し、医療費の上昇に歯止めをかけたい考えがあります。

歯が痛くなったり、歯茎がはれたり異常が出てから歯科医院に行く方がほとんどです。
しかし、自覚症状を感じた時点では、既に症状が進行していることが多いのです。
歯科健診で自分では気付かなかった歯、歯茎の異常を発見してもらうことで早期治療を行うことができ、その方が治療回数が少なく済んだりご自身への負担が少ないこともあります。

元気で毎日を過ごす一歩として歯科健診をおすすめします。