カラダの豆知識『リハ通信』! 知っていて損しない!リハビリのことやカラダのあれこれ

食事

誤嚥性肺炎の対策のキホン

予防や再発を防ぐためには口の中のケア、嚥下の方法を含む食事の仕方など日常生活でも対策が必要となります。
今回はその方法をお伝えします。

 

口腔ケア

歯磨きに加えて舌も磨く、義歯の手入れを行うなど、口腔内を清潔に保ち、口の中の細菌を減らすようにしましょう。
食事の前に歯磨きやうがいをするのもよいです。

 

食事の姿勢

食事の際は背中を丸めた姿勢、逆に背もたれにもたれて胸を張った姿勢で食べると誤嚥を起こしやすいので、背筋を伸ばして飲み込むようにしましょう。
深く腰掛けた状態から膝を90度に曲げ、足底がしっかりと床についた状態がベストです。
嚥下をスムーズにするための食前のストレッチも効果的です。
食後はすぐ横になると胃や食道の食べ物が逆流して誤嚥を起こすこともあるので食後2時間くらいは座って過ごすようにしましょう。


こちらの画像も参考にして下さい。




他にも調理の際はやわらかく調理し、とろみをつけるなどの工夫をして誤嚥を予防しましょう。
とろみ剤はドラッグストアなどでも売られています。
美味しく安全に食事を楽しみましょう。

 

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